第二回禁止カード考察 [早すぎた埋葬] 第二回があったんですか?!
さあさあやってきました禁止カード考察第二回。今回扱うカードは早すぎた埋葬。
こいつもめっちゃくちゃ強えんだぞ。やべぇぞ。まぁこいつが強かったのかブリューナクが強かっ…やっていきましょう(笑)
装備魔法
800ライフポイントを払い、
自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。
禁止制限の変化
2002年5月1日 制限カード
2008年9月1日 禁止カード
制限から禁止まで6年!
…なんかサイクロン打たれたら死ぬ弱い死者蘇生みたい(笑)なんて小学生の頃は思っていました。
気づかなかった小学生のあの頃。弱いと思っていた一番最後の効果。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。と言うところに強さが詰まっていると言うことに。
書かれていないトンデモ効果
このカード破壊された時にしか、特殊召喚したモンスターは破壊されないんです。
……分かりますか?
このカードが出た当初、制限になる前(2001年〜2年)、ハリケーンというカードがありました。
通常魔法
フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
このカードも今は禁止ですが、それについては別にまた詳しく書きますね。
はい魔法・罠カードを全て手札に戻す効果です。
ここで、早すぎた埋葬を発動墓地からモンスターを特殊召喚。ハリケーン発動!
おや〜?早すぎた埋葬が破壊されてませんな〜
はい、モンスターは破壊されず、早すぎた埋葬も手札に戻ります。
バグかな?(笑)
これを、当時使われていた墓地肥やしカード苦渋の選択や、天使の施しを用い、最上級モンスターを墓地へ送り蘇生を繰り返す。ということが行われたり、生還の宝札と組み合わせドローを加速しまくり、エクゾディアを揃えたりなど、やりたい放題でした。
よって、2002年に制限になったわけですがなぜ、2008年になって禁止カードに指定されたのか?
そこにはシンクロ召喚、いやシンクロ召喚というよりは氷結界の龍 ブリューナクの存在がありました。(エラッタ前)
手札を任意の枚数墓地へ捨て、捨てた数だけフィールド上のカードを選択して発動できる。選択したカードを持ち主の手札に戻す。
はい。強いですね(思考停止)
何が強いのか。まずフィールドと指定しており自分フィールドのカードを戻せる事。
そして昔のカードの悪い所ターン1制限がついていないことです。
では、ブリューナク、生還の宝札、そして早すぎた埋葬が揃うと何が起こるのか。
- 早すぎた埋葬で墓地のモンスターを一体蘇生
- 生還の宝札でワンドロー。
- ブリューナク効果で手札一枚を捨てて早すぎた埋葬を回収
- 早すぎた埋葬で墓地のモンスターを一体蘇生
- 生還の……ってループしとるやないかい!
そう。半無限ループが行えるのです。フィールドにはモンスターが一体ずつ増えるが手札は減らないためアドバンテージが増え続けます。
ここで墓地に送るカードをレベルスティーラーやボルトヘッジホッグにするとどうでしょうか?
はい。手札も増えます。このようにグルグル回り最終的にやっぱりエクゾディアや、巨大シンクロモンスターを並べて制圧。といったデッキが暴れまわりました。
しかし、そんな簡単に3枚が揃うのかというとまぁまぁといったところです。
ブリューナクは当時出そうと思ったらどこからでも出せました。
早すぎた埋葬は装備カードのため、アームズホールでサーチできてしまいました。つまり、4枚ありました。
生還の宝札は3枚使えました。
はい。割と起こりうる事象です。
このようなことから、早すぎた埋葬は無限蘇生カードとして使用できてしまった為、2008年、禁止になったのでした。
いかがだったでしょうか。出来るだけ分かりやすく紹介しようと心がけましたが少し難しくなってしまいました。他にも様々なコンボが考えられましたが(というかもう幾らでも使いみちがあります)、全て書くときりがないので、これくらいにしておきます。
かなり長くなってしまいました。見てくださった方、ありがとうございました。
それでは!またお会いしましょう。
さいならっ!